カテゴリー:中央競馬騎手
ルメール騎手|JRA合格|ルメール騎手JRAG1勝利まとめ

 5日、JRAの平成27年度騎手免許試験2次試験の合格者が発表された。イタリアのミルコ・デムーロ騎手、フランスのクリストフ・ルメール騎手ともに合格した。

合格者は以下のとおり

加藤 祥太(平・障)
鮫島 克駿(平・障)
野中 悠太郎(平・障)
三津谷 隼人(平・障)
ミルコ・デムーロ(平)
クリストフ・ルメール(平)

詳細は午後に開かれる記者会見でお伝えいたします。
(取材・文:花岡貴子)

 
ルメールG1勝利
2005年-有馬記念

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菱田裕二騎手騎乗停止|クラ―ジュシチ―

18日、中山競馬場で行われたGIII京成杯(芝内2000メートル)でクラージュシチー(8着)に騎乗した菱田騎手は、最後の直線で外側に斜行してコスモナインボール(13着)の進路を妨害。昨秋に続いて短期間に同様の不注意騎乗を繰り返したことで1月24日から2月1日まで騎乗停止となった。

 

 

菱田裕二騎手騎乗停止-ツイッタ-の声

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大先生、今週はお休み

 柴田善臣騎手(48)は昨年1月に骨折したヒザと鎖骨のプレート除去手術のため、今週17、18日の騎乗をキャンセルする。

 同騎手は「ご迷惑をかけてすみません。来週から騎乗しますので、よろしくお願いします」とコメント。

今週フェアリーSを勝利した黛騎手のまとめ
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今週フェアリーSを勝利した黛騎手のまとめ 

 

◆第31回フェアリーS・G3(12日・芝1600メートル、中山競馬場、良)

第31回フェアリーS・G3(12日、中山・芝1600メートル)は、逃げた11番人気のノットフォーマルが直線粘り込んで優勝。鞍上の黛弘人騎手(29)=美浦・フリー=は、06年のデビュー以来、10年目で初の重賞制覇。ヴァーミリアン産駒もJRA重賞初勝利となった。2着はローデッド、3着にテンダリーヴォイス。1番人気に推されたカービングパスは8着に終わった。

粘りに粘った。4コーナーを先頭で通過したノットフォーマル。ラスト400メートルを過ぎてから、振り下ろされたムチは17発。黛の猛ゲキに応えるように、最後まで脚いろは衰えず、後続の追撃を振り切った。「行く馬がいなかったので、自然とハナにいけた。いつもしぶとい馬。今回も持ち味を出して頑張ってくれました」と、逃げ切りで飾った重賞初Vを振り返った。

鞍上にとっても、デビュー10年目でつかんだ悲願の初タイトル。「すごく嬉しいです。デビューしてから足踏みをして、重賞を勝つなんて夢のまた夢だったので」。担当する黛幸弘助手は元騎手で父親。奇跡のような勝利を愛馬が演出してくれた。

管理する中野栄治調教師も、トロットスターで制した01年のスプリンターズS以来、実に4852日ぶりの重賞制覇だった。「もう勝てないかと思っていた。黛親子で勝てて良かった」。父だけでなく、息子もデビュー当初は所属しており、師弟関係にあたるだけに、「今日は(酒が)美味いぞ~」と上機嫌で報道陣を笑わせた。

今後のローテーションは未定だが、春の大目標は桜花賞(4月12日、阪神)となる。「権利を取ったんだし、堂々とね。この馬は度胸がいい。競って強いし、今後が楽しみ」とトレーナーの期待は大きかった。携わる関係者に、幾重もの笑顔を届けたノットフォーマル。今後も“人馬一体”で、更なる栄冠を目指していく。(西山 智昭)

◆黛アラカルト

▽生まれ 1985年11月12日、茨城県出身。29歳。

▽初騎乗 06年3月4日に中野栄治厩舎所属でデビュー。初勝利は同年4月1日、中山8Rのイチライタッチ。JRA通算2733戦92勝。

▽油断騎乗 11年2月26日の小倉競馬12Rでメジロガストンに騎乗した際、直線で先頭に立ったものの、決勝線手前で腰を浮かせてゴールして2着に。30日間(開催9日間)の騎乗停止処分が下された。

▽家族 13年にタレントで元競馬キャスターの水野由加里と結婚。

◆ノットフォーマル 牝3歳の黒鹿毛。父ヴァーミリアン、母リミッターブレイク(父マンハッタンカフェ)。戦績8戦2勝(うち地方1戦0勝)。総収得賞金4968万3000円。重賞初勝利。生産者・北海道新ひだか町の千代田牧場。馬主・芳賀克也氏。美浦・中野栄治厩舎所属。

黛騎手-2014年の成績
20-23-23-397/463

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