- 投稿 2016/03/03 更新 2018/11/07
- 女性騎手 - 女性騎手 - 藤田菜七子騎手
JRA16年ぶり7人目の女性騎手として3日、川崎競馬場でデビューした藤田菜七子(18=美浦・根本厩舎)は6鞍に騎乗し、第1R8着→第4R4着→第5R2着→第8R5着→第10R13着。そして、最終12Rで騎乗したポットライジングは、ひな祭りデビューらしい“3”着で締めくくった。
レース後、菜七子は共同会見に登場。無数のフラッシュを浴びて初々しくハニかみながらも、堂々と質問に答えた。以下、一問一答
――一日を終えて
菜七子:本当に勉強になりました。6レースを終えてオーナー、調教師、厩務員さんなどみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。とても緊張しました。パドックで整列した時に一番緊張しましたけど、馬に乗ると、自然と緊張しなくなりました。
――他のジョッキーからは
菜七子:「緊張しないで」と優しく言葉をかけていただきて、緊張しなくなって感謝してます。
――1レースはゲートをやり直した
菜七子:ゲートに入って、いよいよなんだなと緊張した時にゲートを出された。1回目のゲート入りは緊張したけど、2回目はまったく緊張しませんでした。
――レースぶりは
菜七子:思っていた位置取りを取ることができず少し後方になってしまいました。
――模擬レースなどと実際のレースの違いは
菜七子:基本的には同じだと思う。でも、騎手としていろんなことを考えなきゃいけなかった。
――馬に「菜七子」とプリントされたメンコを付けられていた
菜七子:かわいらしいメンコを作っていただいて。何日か前にお聞きして、楽しみにしていた。ほんとにかわいくて、頑張らなきゃと思いました。メンコはいただいて、私がもらいます。JRAでも? それは分からないです。
――2レース目は追い込んで4着
菜七子:指示は馬なりでうまく任せていい感じだったのですが、少し人間が焦ってしまった。追い込んできてくれたのですが…。
――3レース目は惜しくも2着
菜七子:これは勝ってると正直、思いました。ちょっと分からないけど、勝ってればいいなと。
――レース後、2着争いで敗れた3着馬に乗っていた(「大井の帝王」と呼ばれる)的場文男騎手は「あの子乗れる。7000勝できる」と
菜七子:とてもありがたいお言葉です(笑い)。
――誰に感謝を
菜七子:父と母、弟が朝から来てくれた。まだ話ができてないけど。支えてくれた全員に感謝を伝えたい。
――土、日に3鞍に騎乗が予定されている
菜七子 積極的な競馬をして、少しでも上の着順に持ってこれる乗り方をしたいと思います。
――競馬の賞金の使い道は
菜七子:競馬の馬具を買ったり、両親にご飯を食べさせてあげたいと思います。
――改めてこの日を迎えた気持ちを
菜七子:小学校6年生から騎手を目指して、この日が待ち遠しかった。競馬に乗れて感動してます。点数? 30点ぐらいです。自分の思ってたレースができないことが多くて、あたふたしていたので30点ですね。100点を目指して頑張りたい。
――騎手としてのモットーは
菜七子:一鞍一鞍、オーナー、調教師、厩務員などみなさんへの感謝を忘れないのがモットーです。まだまだ先の話ですけど、いずれは日本を代表する女性ジョッキーになって、乗り役さんなど(目標に)なれたら。
――課題は
菜七子:先輩ジョッキーの方はスタートもですけど、追う技術に関してはすごいなと思いました。
――パドックで整列している時に先輩ジョッキーから声をかけられた
菜七子:「菜七子ちゃんが隣か、邪魔しちゃいけないな」と。印象に残ってます(笑い)
――多くの報道陣が詰めかけた
菜七子:実力がなくて、人間としても未熟なので、とても不安というか緊張した。これだけたくさんの人に取り上げてもらえることはうれしいです。
2: :2016/03/03(木) 17:21:51.04 ID:
最終レースだけ
5: :2016/03/03(木) 17:22:02.36 ID: