- 投稿 2016/05/05 更新 2018/11/07
- 中央競馬騎手 - 中央競馬騎手 - 浜中俊騎手
<ヴィクトリアM:1週前追い切り>2月7日の東京新聞杯で落馬、複数箇所を骨折して休養中の浜中俊騎手(27)が4日、栗東で約3カ月ぶりに調教に騎乗した。ヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、15日=東京)の1週前追い切りでミッキークイーン(牝4、池江)に騎乗。Cウッドでいっぱいに追い、6ハロン81秒3-11秒5でサトノラーゼン(古馬オープン)に4馬身先着した。
昨年のジャパンC以来となる背中を堪能した浜中は「指示通り、しっかりやりました。相変わらず動きますね。僕がちゃんと追えるかどうかが不安でしたが、いい調教ができたと思います」と、来週の実戦復帰に手応えをつかんだ。
復帰週は土、日とも1日1鞍勝負。14日の京王杯SC(G2、芝1400メートル、東京)のダッシングブレイズ(牡4、吉村)には今日5日の追い切りにも騎乗予定。東京新聞杯で落馬した因縁浅からぬパートナーだが「また内に突っ込みますよ」と笑顔で話した。
翌日のクイーンには「2戦連続でのマイル戦、直線が長い東京になるのはいい条件。何より、両オーナーには負傷明けでも乗せてもらえることに感謝しています。これを励みにリハビリをやってこれた」。勝つことが最大の恩返しだ。【中西典章】